平等院鳳凰堂 壁画復元截金‏


平成19年 日本画家 馬場良治先生の依頼を頂きました。
平等院壁画には截金の痕跡が残っていました。

平安当時に使用されていた、手打ちの金箔を使用しました。
唐草文様の部分と菩薩の天衣の部分は、金箔を使用し、
菩薩の光背と瓔珞(首飾り)の部分は、銀箔を使用しました。
糊で壁画に使われた絵の具が、にじんだりしますので、素早く截金を施しました。

楽器を奏でる菩薩の光背も瓔珞も、生き生きとした菩薩の動きを
引きたてる美しいデザインでした。

ページのトップへ戻る
inserted by FC2 system